中３、冬、逃亡中。第２巻のあらすじ
２巻では、時間をさかのぼり、翔太の複雑な家庭環境がリアルに描かれています。
翔太の実父の井野順平は、どうみてもヤクザ風の遊び人。
酒浸りでロクに仕事もせず、家庭もほったらかし。
前妻はとっくに愛想をつかして出て行ったようです。
後妻として来たのは、金髪で見るからにヤンキー風な若い女、由美子。
類は友を呼ぶというのでしょうか、ある意味お似合い（？）な夫婦とでもいうんでしょうか？
しかし、この由美子はモラルが著しく欠如しており、最悪な事態を招きます。
血は繋がっていないとはいえ、息子の翔太の身体に興味を持ち、強引に肉合関係を持ってしまうんです！
翔太は訳がわからないうちに、継母由美子の性処理道具にされていました…
もし嫌だと言ったら、父親にバラすぞ、そしたらタダじゃすまないって脅している徹底ぶり。
そんなある日、いつもの様に裸で迫ってきた継母由美子を翔太は殺してしまいます！
その直後、酔っ払って帰ってきた父親にも見つかって、勢い余って父も殺してしまうんです！
直後、翔太はこの家から最小限の荷物を取り出し、逃亡します。
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